オリンピックが日本で開催される決定とともに、「英会話」教室に通いはじめた人はいませんか?英語での会話に慣れ親しむ事は重要ではありますが、いくら英会話を学んだとしても、英会話で話すための「母国語での知識」が伴わないと、会話というものは成立しないものなのです。そのような事実に気づかない人々が、「英会話教室に週3日、数年間、通っているのだけれど、なんだかうまく上達しないのだと」言うような相談を耳にした事はありませんか?まずは、母国語での自分の会話に対して、常日頃からの意識をしてみましょう。母国語での会話となると、無意識に行っている事がありますが、会話というものは、会話をする相手との共通の話題や、題材、目的がないと、弾むものではありません。英会話教室に通うイコール、会話が上達するものではありません。母国語での会話の上手な人は、英会話技術がそれほど高くなくとも、流暢な英会話をしているように聞こえる事もあります。それは英語に関する知識が少なくとも、会話技術に優れているからなのです。英会話が上達したいと考えている人は、まず、だまされたと思っても、日本語の会話技術を高めるよう、まずは自分の会話スキルに意識を常日頃から傾けてみて下さい。会話とは、面白いもので、同じ題材でをもっても、話す人々によって、全く異なる会話になるものなのです。

 

 

ビジネスシーンでの英会話で必要なことはありますが、会話のキャッチボール、会話の往復した数は重要です。英会話に限らずですが、商談は一言二言話して何か決まることはまずありません。それなりに話が弾んだり、しっかりと条件の擦り合わせをすることが必要です。英語の商談となると、どうしても「英語が堪能な人」に主導権が持って行かれがちです。ですが、英語力で悪い条件の契約をさせられたなんてなっては仕方がありません。相手の要求を飲みながら自分の要求を通すには、結局は対話しかありません。しかし実際に英会話の場となると、3往復がやっとだという人も珍しくありません。

英語を学習中にありがちなのが「相手の言っていることを理解できた」「自分の言いたいことを英語で言えた」という時点で満足してしまうことです。もちろん英語が伝わるのは大切なことですが、「通じる」の先にいかなくては会話になりません。会話のキャッチボールは、1分間に5往復ほどできると良いでしょう。キャッチボールは「趣味は何ですか?」「○○です」と答えて終わるものでなく、お互いに半々程度は話せていることが前提となります。さらにビジネス会話での「ネタ」も用意しておくと良いでしょう。これは日本語と同じで、あまりくだけた話題は良くありません。仕事上の出来事や、事業内容に関連した話題で会話ができれば、問題ありません。このビジネス会話でのネタは、当然ながらあればあるほど会話が続きますし、会話をすることで信頼も得られやすくなります。

TOEICの点数が何点以上、と定める会社も多いようですが、最終的に英語を話せるかどうかは経験と意識、話す意思があるかどうかにかかっていると言えるでしょう。

英会話をするために最も必要なのは、「トライアンドエラー」に尽きるでしょう。何度伝わらなくても、何度失敗しても、何度も何度も暗記を繰り返して向かっていくという姿勢が何よりも重要です。我々は第二言語として英語を学ぶことになるわけですから、意図的にかつ能動的に学習をしなければなりません。赤子のように成長とともに英語を自然と学ぶことはできないのです。これを守っていないと、「ただオンライン英会話を受けていれば英語力がつく

とか、「英会話教室に週3日通い続けたから英語力がついた

という風に、経験に基づいた勘違いをしてしまいます。せっかく高いお金を払って英会話教室に通うことになるわけですから、身に付かないのは大変もったいないですよね。とにかく、実際の英会話に望む前に、前節までの「予習」をこなし、最低限身につけておくべきことをしっかりと守った上で実践に臨みましょう。最後に、実際にあなたが英会話教室に通い始めた後で悩んだ際の心構えをお教えします。それは、「学習を続けてさえいれば、ある時突然に言いたいことが話せるようになる」ということです。これは私自身の実体験に基づいていますが、地道に勉強を続けて三年が経った頃、いつものようにオンライン英会話を行っていると、普段なら言えないような表現が口をついて出てきたり、話のオチをしっかりと英語でイメージしながら話すことが出来ました。このようなひらめきは、地道に練習を続けた人だけに訪れるものであると確信しています。とにかく、レッスンから逃げずにひたむきに参加すること、分からないことはそのままにせず、すぐに解決すること、常日頃から物事を英語に変換する癖をつけておくことを意識しましょう。

英語の発音の練習もして、たくさんの英文も覚えてきた時に思うのは「実際に外国人と話したい」ということだと思います。当然、自分がいくら英語を学んでも、実践する機会がなければ英会話は成り立ちません。だからと言って、外国人の友人や親戚がすぐそばにいるというパターンも少ないでしょう。ここでは、外国人と話せるであろう方法をいくつか紹介します。

まず初めに、英会話教室に通うことです。当然ながら、ほとんどの講師は外国人です。レッスン中はもちろん、雑談として話し掛けてみるのも良いでしょう。レッスン料は掛かってしまいますが、その分しっかりとサポートしてくれるはずです。間違った発音や文章であれば先生が正してくれるでしょうし、英会話教室に行けば「英語を話す機会」については、まず間違いないでしょう。オンラインの英会話教室でも良いですし、自分に合った方法を探しましょう。他の方法としては、基本的には「自ら話しかけにいく」が基本です。例えば外国人の集まるバーに行ってみてもいいですし、外国人が多いようなパーティに参加をするのもひとつの手です。もっと勇気のある方は、通りかかった外国人などに話し掛けてみても良いでしょう。もちろん良い反応が返ってくるとは限りませんが、「英語学習をしている」ということを伝えれば、あまり無下にはされないと思います。外国に行ったことがある人は分かると思いますが、そもそも外国人は見知らぬ人に話し掛けること・話し掛けられることにあまり抵抗がないのです。通りすがりに「こんにちは、そのバッグ可愛いね」と急に話し掛けられることもあります。日本では少し緊張するかもしれませんが、実際に一度英語を使って見ると、出会いの幅を広げたいと感じることでしょう。

人に何かを頼むときは、短ければ短いほど親しい間柄での言い方で、逆に長くなれば長くなればなるほどていねいになります。

いちばん短くて単純ないいかたは、命令文だけれども、それでは人にたのむのとちょっとちがうから、それにPleaseをつけます。

Please open the window.(どうか窓をあけてください)

それでもまだ命令のような感じが強いから、相手の意志を尊重するという形で、

Will you open the window, please?(窓をあけてくださいませんか)

とpleaseをいちばんあとにくっつけたほうが、やわらかい感じになります。

もっとていねいないいかたをしようと思ったら、

Would you mind opening the window, please?(どうか窓を開けていただけませんか)

もっとていねいないいかたをしようと思ったら、

I wonder if you would mind opening the window, please? (すみませんが、窓をあけていただけませんでしょうか)

といえばいい。このI wonder if ~というのは「―していただけませんでしょうか」という、ものすごくていねいな感じ。そこで、これを少し縮めて、

If you would mind opening the window, please?(すみませんが窓をあけていただけませんでしょうか)

これだけじゃなくて、だいたいどんなときでも、できるだけ縮めたほうがペラぺラで自然な感じがする。

I would → I'd He would → He'd

would you mind opening the window,please? → Will you open the window?/Would you open the window?

といえば、ずいぶんぺラペラという感じ。

だから、何か人にたのむときは、このうちのどれでもいいです。相手によって、ていねいにいうかどうかの使い分けを考えましょう