聞く力が伸びてくれば、話す力も伸びていくはずですが、最初の一言がすんなりでなかったり、こういった話し方をして相手に失礼と感じないかと考えたりして、なかなか一歩踏み出せないといった場合も見られます。そんなときには、例えば日本語ではどういったパターンでどう話すのかを考え、それをある程度カテゴライズしてみて、自分の話す際の「お決まりパターン」をつくってしまうという方法が有効的です。日本語で考えてみても、会話の場合文語とは違って使う言葉の種類はそう多くありません。英語を話す場合も同じように考え、ある程度使いやすい言葉は自分でまとめてしまうといいでしょう。

しかし、例えば「トムは自分の部屋にいます」という場合、「Tom is in his room.」で通じますが、「男がその部屋にいます」という場合、「A man is in the room.」では不自然で、英語では「There is a man in the room.」という方が一般的です。この例では主語が変わっただけで「~がいる」という日本語には変わりないのですが、英語だとその表現方法が変わってきます。このように、必ずしも自分の使いたい表現が適切であるわけではないというところに難しさもあります。

やはりそんなときには、英会話学校などで、自分で実際に話してみて講師に訂正してもらったり、助言をもらったりすることがとても有効です。自分の考えた表現で講師に伝わった場合は大きな自信につながりますし、それが違った場合でもさらに自分の勉強になるからです。とかく日本人は英語にコンプレックスをもっているので、自信をつけるという意味でも、積極的に英会話学校などの場を利用したいところです。