幼少期の成功体験の積み重ねは、子どもたちが大人になってからの前向きな思考の土台となり、パーソナルな価値観を左右するなどとも言われているようです。周囲との調和や社会性を重んじる日本人的な思考のなかでは「成功体験」自体が、他人との競争のなかにあるものとして「勝ち」「負け」から目を反らしがちではありますが、他人との共存のなかで生まれる「負け」にこそ「成功」体験の「鍵」がることを、子どもたち気づかせなければいけないのではないでしょうか。スポーツや勉学のなかには「勝ち」「負け」「合格」「不合格」といった「成功」「失敗」を意味するレッテルが存在します。どちらにも学びがあり、どちらかも「成功」に導ける自分の内なる「力」というものが存在することを、成長期にある子どもたちに知ってもらうことが、スポーツや勉学の指導を行う上で必要とされる観点なのではないでしょうか。たとえば英会話を苦手とする学生が英語力を養うために、英語のスピーチコンテストにチャンレンジする際、結果的に「上位入賞」を果たせなかったといったケースで、皆さんが学生本人を指導する立場であるとするならば、どのように次のチャレンジへと導きますか。