とれも、やはりまちがっている人が多い。

出は、絵のように、上と下の歯で舌をかんで発音する。との場合は、サ行の音とザ行の音、つまり、にどらないのとにどって発音するふたつがあるから注意する。辞書でひいてみるとわかると思うけれども、think(考える)とかthank(感謝する)の場合は、[ð]という発音記号がある。これは、にごらない。

逆に、this(これ)とかthat(あれ)とか、あるいは冠詞のtheの場合は、にどって発音するしるしの[ð]というのがある。テームズ川(the Thames)というように、同の発音で、舌をかまない例外中の例外もあるけれど、出はだいたいこのふたつと思っていい。にどるかにどらないかがわからなければ、辞書をひくとちゃんと出ているから、いくらでも勉強はできる。

これに対して、s、これはかんたん。日本語の「サシスセソ」を発音するのと同じでいい。

とれをまちがえると、たとえばホテルのなかで、夜中ボーイさんに「パスはどこですか」なんて聞いたのはいいけれども、bath(浴場)の発音でなくbus(乗合自動車)の発音をしてしまうと「乙の人ナンダロl」などと思われてしまう。