ビジネスシーンでの英会話で必要なことはありますが、会話のキャッチボール、会話の往復した数は重要です。英会話に限らずですが、商談は一言二言話して何か決まることはまずありません。それなりに話が弾んだり、しっかりと条件の擦り合わせをすることが必要です。英語の商談となると、どうしても「英語が堪能な人」に主導権が持って行かれがちです。ですが、英語力で悪い条件の契約をさせられたなんてなっては仕方がありません。相手の要求を飲みながら自分の要求を通すには、結局は対話しかありません。しかし実際に英会話の場となると、3往復がやっとだという人も珍しくありません。

英語を学習中にありがちなのが「相手の言っていることを理解できた」「自分の言いたいことを英語で言えた」という時点で満足してしまうことです。もちろん英語が伝わるのは大切なことですが、「通じる」の先にいかなくては会話になりません。会話のキャッチボールは、1分間に5往復ほどできると良いでしょう。キャッチボールは「趣味は何ですか?」「○○です」と答えて終わるものでなく、お互いに半々程度は話せていることが前提となります。さらにビジネス会話での「ネタ」も用意しておくと良いでしょう。これは日本語と同じで、あまりくだけた話題は良くありません。仕事上の出来事や、事業内容に関連した話題で会話ができれば、問題ありません。このビジネス会話でのネタは、当然ながらあればあるほど会話が続きますし、会話をすることで信頼も得られやすくなります。

TOEICの点数が何点以上、と定める会社も多いようですが、最終的に英語を話せるかどうかは経験と意識、話す意思があるかどうかにかかっていると言えるでしょう。