子どもたちが「ことば」を学習する上で、幼少期から第二言語の外国語を学ぶことがプラスであるのかどうかといったような議論は、多くのパブリックで語られている事柄でもあります。幼児教育の一環として、キッズの英会話スクールに通わせることが、子どもたちの成長にどのような影響を与えるのかといったような研究は、世界各国の研究者たちが子どもたちの成長を見守るなかで行っている研究題材でもあります。開発途上国の子どもたちが先進国の言語を母国語よりも先に学ぶことで、成人したのちに自分を養うためのフィールドを広げる役目を果たしてくれるのだといったような考えもあるようです。開発途上国の発電もままならないような小さな村で育つ子どもたちが、先進国などで自分の可能性を見つけ出すには、先進国の言語を理解できることが何よりも武器となり彼らにとってはチャンスを得るためのツールとなるようです。現代の日本社会において、十分に豊かな居住空間を得ることができ、成人後、自分や家族の経済を養うための働きの場を得るといったビジョンを日本国内にある程度描くことのできる子どもたちにとって、第二言語の果たす役割についての自実感は希薄であるかもしれません。日本の国にとって子どもたち自身が第二言語を学ぶことで広がる可能性を、本人や周囲の大人たちが改めて考え直してみる必要があるかもしれませんね。