アメリカの一般的な家庭にホームステイをする学生さんは、その文化の違いから、たくさんの今までに経験できなかったような事柄から、目にした事もないようなものまで多くの体験や経験をする事でしょう。私が学生時代、アメリカの家庭にはじめて、数週間お世話になった時に、目にした驚きのものの中の1つに「ディスポーサー」なるものがあります。最近の若い世代の子や、ご自宅をリフォームしたり、新築物件にお引っ越しをされた方などは、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「ディスポーサー」はキッチンのシンクに取りつけてある「生ごみ処理機」の事を言います。台所で、調理中に出た、じゃがいもの皮や、にんじんの皮などの比較的柔らかい生ごみを、ミキサーのような器具で粉砕し、そのまま下水に流してしまう機械なのです。シンクの排水溝の部分に設置されているので、生ゴミを排水溝に落し込んで、スイッチを押すと、ものすごいモーター音とともに生ごみを細かく粉砕してくれます。

もちろん生ゴミ以外のものや、生ゴミの中でも貝類の殻や、パイナップルの硬い葉の部分などを、入れてしまうと詰まってしまい故障する原因となってしまうようです。当時、学生だった私は、それまで日本の家庭では見た事もない「ディスポーサー」に、アメリカってすごいなぁーと感嘆した思い出があります。学生時代にホームステイをした頃から、お世話になっている英会話教室で、最近はビジネス英会話を習うまでになりました。休憩時間にレストルームでお茶やお菓子を頂きながら、ホームステイを夢みてキラキラと輝きながら、英会話教室に通ってくる多くの若い世代の学生さんなどと話をしていると、実際に自宅に「ディスポーサー」があるという子たちも数人いるので、そのような子どもたちが、はじめての海外生活の中で、私のように「ディスポーサー」の存在に、驚いたりする事はないのかもしれませんが、私にとっては、「ディスポーサー」がキッチンにあるだけで、ホストファミリーたちの日常が、宇宙人たちの暮らしのようにみえた時代がついこの間のようで本当に懐かしいです。